一関市川崎薄衣の笠松(赤松)で、樹齢千数百年と推定されている赤松です。この枝ぶりが傘(笠)に似ていることから笠松と呼ばれています。

幹は地上2mのところで周囲5mにも達し、平泉藤原時代には「秀衡衣懸の松」と言われていたようで、岩手県の天然記念物に指定されており、日本の名松百選に選ばれています。

笠松は、奇妙な樹形をしているので、人為的に作られたと思われがちですが、人が手を加えてこのような樹形になったというわけではないようです。

また、笠松には「見越しの松」の異名もあります。

昔、藩主伊達公が、いたく気に入り、青葉城内に移植することを望んだことがありました。しかし、移植が困難なことを承知していた家老が、「如何に名木といえども、一介の路傍の木に過ぎぬ。御館にはそぐわない」と進言して、諦めさせたという話も伝えられ、その後この地に来たと言われています。

枯死し伐採された1号笠松跡

3本のうち最大のマツ(1号木)は、枯死したため、2014年7月に伐採されたとのことです。
衰弱が著しくなり伐採に至った1号木の笠松の切り株跡です。